ゆんぼの覚え書きノートです。
覚え間違い、書き間違いがあると思います。
ご了承ください。
?なことはご自分の先生にお尋ねくださいね。
お稽古に興味のある方はぜひ、お茶室へおこしくださいね!
茶道日記 裏千家ロゴ




真:礼は手を全部ついて
行:礼は指の第二関節位までついて。
唐物のふくささばきー行の四方さばき。
草:礼は軽く手をついて。
平点前のふくささばきー草のふくささばき、草の四方さばき。

干菓子盆に2種類あれば、2種類取っていただく。
ただし、ひとつだけ飾ってあるのものはにらみ菓子といってはいけないので注意!

お茶菓子
茶道日記 裏千家

薄霜
薄霜
 
茶道日記 裏千家
2月
茶道日記 裏千家
7月
 
 
茶道日記 裏千家
茶道日記 裏千家
10月
 
 
亥の子餅
12月 亥の子餅
茶道日記 裏千家
12月
亥の子餅
亥の子餅
お干菓子
お干菓子
下萌
2月下萌
薄桜
4月薄桜
5月ちまき
さんきらい餅
6月さんきらい餅
青梅ういろう・葛饅頭
6月青梅ういろう・葛饅頭
鮎・天の川
7月鮎・天の川
葛の葉餅&わらび餅
7月 葛の葉餅&わらび餅
氷饅頭
7月 氷饅頭
干菓子
干菓子
籬の菊
9月 籬の菊
干菓子 かたりべ
干菓子 かたりべ
初霜
11月初霜
干菓子「茶庭」
干菓子「茶庭」
下旬節分
1月下旬節分
最中
最中
 
ひちきり
3月 ひちきり
かおりもも
香をり桃(萬春堂)
紅白
紅白(平和堂)
徳利
4月 春の宴
春の宴
白鳳の飛天
薬師寺 吉野葛
白鳳の飛天
銀沙灘
銀閣寺 銀沙灘・向月台
(俵屋吉富)
吉野葛 花
薬師寺 吉野葛
水芭蕉
4月 水芭蕉
干菓子
薫風
5月 薫風
早苗
5月 早苗
花暦6月 花暦
あじさい6月 あじさい
 
   


11月:檀の照り葉(まゆみのてりは)・つわぶき・しゅうめい菊
12月:磯菊(いそぎく)、朧梅(ろうばい)、炉開き椿、ひゆうがみずき
正月:柳、椿、わびすけ、寒あやめ、ろうばい、ももすずめ(椿)
2月:寒あやめ、わびすけ、ろうばい、水仙
3月:寒芍薬(クリスマスローズ)、貝母百合(ばいもゆり)
4月:やまぶき、えびねらん、月光椿、やぶ椿、貝母、姫うつぎと更紗忍冬
5月:紫蘭、二人静、都忘れ、薮手鞠、ヤハズすすき、月見草、京鹿の子、朝鮮朝顔
6月:ほたるぶくろ(つりがね草)、しまあし、朝鮮月見草、やはずすすき、源平しもつけ草、びようやなぎ、沙羅双樹
7月:
9月:のかんぞう、やはずすすき
10月:
檀の照葉(まゆみのてりは)とつわぶき
磯菊
寒あやめ
11月
檀の照葉(まゆみのてりは)とつわぶき
磯菊
1月
寒あやめ
椿と雪柳
シュウメイ菊と磯菊
ほたるぶくろ(つりがねそう)、朝鮮月見草、しまあし
3月
椿と雪柳
12月
シュウメイ菊と磯菊
5月
ほたるぶくろ(つりがねそう)、朝鮮月見草、しまあし
姫紫陽花とどくだみととく
やはずすすき、源平しもつけ草、びようやなぎ
ひめひよぎ、つりがねそう、つきぬきりんどう
6月
姫紫陽花とどくだみととくさ
6月
やはずすすき、源平しもつけ草、びようやなぎ
7月
ひめひよぎ、つりがねそう、つきぬきりんどう
ノカンゾウ、ヤハズススキ

白のほととぎす、らんぎく、やはずすすき
やまごぼう・
9月
ノカンゾウ、ヤハズススキ
10月
白のほととぎす、らんぎく、やはずすすき
7月
やまごぼう・
すすきとしゅうかいどう
9月
すすきとしゅうかいどう
10月 11月
炉開き椿とひゆうがみずき
曙椿
わびすけ・ろうばい
12月
炉開き椿とひゆうがみずき
1月 初釜
曙椿
2月
わびすけ・ろうばい
水仙・椿
椿
寒あやめ
2月
水仙・椿
2月
椿
3月
寒あやめ
やぶ椿・貝母
やぶ椿・貝母
紫蘭・都忘れ・二人静
4月
月光椿
4月
やぶ椿・貝母
5月
紫蘭・都忘れ・二人静
白の紫蘭
月見草
花しょうぶ
5月
白の紫蘭・四季咲の薮手鞠
5月
月見草・やはずすすき
6月
花しょうぶ
源平しもつけそう
6月
源平しもつけそう・蛍袋・とくさ
7月 7月
8月お茶会にて 9月 9月
10月 10月 11月
 寒芍薬・貝母百合  日光
11月 3月 
寒芍薬・貝母百合
 4月
日光・やまぶき・しゃが
白花蝋梅
姫うつぎと更紗忍冬
京鹿の子
4月
白花蝋梅
5月
姫うつぎと更紗忍冬
5月
京鹿の子と朝鮮朝顔
沙羅双樹    
6月
沙羅双樹
   

お茶杓のお作
園能斎(えんのうさい)
淡々斎(たんたんさい)
鵬雲斎大宗匠(ほううんさいだいそうしょう)
玄々斎(げんげんさい)
一灯(いっとう)
坐忘斎家元(ざぼうさいおいえもと)

裏千家 歴代家元
道号
斎号

利休宗易 抛筌斎(ほうせんさい)
少庵宗淳 少庵
元伯宗旦(げんぱくそうたん) 咄々斎(とつとつさい)
仙叟宗室(せんそう) 朧月庵(ろうげつ)
常叟宗室(じょうそう) 不休斎
泰叟宗室(たいそう)

六閑斎

竺叟宗室(ちくそう) 最々斎
一燈宗室(いっとう) 又玄斎(ゆうげんさい)
石翁宗室(せきおう) 不見斎
柏叟宗室(はくそう)

認得斎

十一 精中宗室(せいちゅう) 玄々斎
十二 直叟宗室(じきそう) 又?斎(ゆうみょうさい)
十三 鉄中宗室(てっちゅう) 圓能斎(えんのうさい)
十四 碩叟宗室(せきそう) 無限斎
十五 汎叟宗室(はんそう) 鵬雲斎
十六 玄黙宗室 坐忘斎


お茶杓の名
1月  
2月  
3月 花便り、早蕨
4月  
5月 薫風、清流
6月 山ノ井、
7月  
8月  
9月  
10月  
11月  
12月  
その他  


ひょうかん
近左(きんさ):川端近左

山波緞子(やまなどんす)
花鳥緞子(かちょうどんす)
じょうおう緞子:主に唐物茶入れ
しくんしごうし
渦緞子(うずどんす)
定家緞子
招把緞子(しょうはどんす)

12月:無事
初釜:和敬静寂
3月:桃
4月:飛燕受風斜
5月:薫風入茶室(炭点前の羽箒の絵入り)
6月:
蝸牛
7月:蝉
9月:清光

茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
茶道日記 裏千家 お軸
 
 
 

大津の膳所(ぜぜ)
伊達家伝来いわきぶんりん

荘りもの
茶筅:水指しを目立たすお点前
茶杓:お茶杓に由緒がある時
茶碗:お茶碗に由緒がある時、お茶碗の扱い方−両手
お茶入れ:お茶入れの扱い方
棚ー客人を待たせない心遣い
貴人:貴人をもてなすお点前、貴人茶碗、貴人台の扱い方
貴人清次:貴人とお供の分を点てるお点前
重ね茶碗:濃茶を二ふく続けてたてるお点前。
つづき薄:客や点主の都合で場を改めず続いてお薄をたてるお点前
筒茶碗のしぼり茶巾:厳寒の2月に使う冷めにくい筒茶碗の扱い方としぼり茶巾の扱い方
大炉の逆勝手:6畳、床の間なし、炉口は田舎風、逆勝手になるお点前
卯の花:箱点前の平点前
茶通:2種のお茶を続けてたてるお点前
唐物:和物に対して、唐物の茶入れの扱い方
盆点:唐物茶入れの扱い方
台天目:天目台の扱い方
和巾:中次の扱い方
柄杓の持つ位置ー風炉は節際、炉は五分下がり

丸棚:柄杓をかざるときは下向き、おしふくは正面に置く
角棚:柄杓を飾る時は上向き、おしふくは左
更好棚:3段になっている角棚。濃茶のとき下段に水指し、中段にかざりなつめ、上段にふた置きと柄杓飾る。
お薄の時は下段に水指し、上段になつめ、ふた置き、柄杓を飾る。
茶道日記 裏千家
 茶道日記 裏千家  

点主:懐にこふくさと懐紙、脇にふくさ(ふくさの位置:左太ももの上、胸の真下の位置)、扇子は持たない
客:懐中にふくさ、こふくさ、懐紙、脇に扇子


塗師:中村宗哲(そうてつ)
各種なつめ、盆、香合、長板、棚物など
表具師:奥村吉兵衛
軸物、風炉先、ふすま、ぎょうぶなど
陶磁器師:永楽善五郎
永楽茶碗、水指、皆具、花入その他陶器
金物師:中川浄益
皆具、火箸、鉄瓶、火入、灰さじなど
釜師:大西清右衛門
釜、五徳、鉄瓶など
竹細工柄杓師:黒田正玄
茶杓、花入、建水、柄杓など
袋師:土田友湖(ゆうこ)
茶碗、なつめ、茶杓などの各種袋物ならびに袋裂
楽焼:楽吉左衛門
楽焼茶碗、水指、香合、蓋置、花入などの陶器
一閑張り細工師:飛来一閑(ひき)
なつめ、長板、盆、炭とり、香合など
指物師:駒沢利斎(りさい)
棚物、香合、曲げ物、炉縁、茶箱、箱物など


茶事:初炭、懐石、濃茶、後炭、薄茶
茶事七式:正午、朝茶、夜咄、暁、飯後、臨時、跡見

炉正午の茶事
招待、先方に挨拶、
持ち物:扇子、懐紙、ふくさ、茶巾入れに入れた茶巾、黒もじ、ハンカチ、替え足袋など

亭主:寄りつき待合の用意ができたら門前に打ち水

寄り付き待合:半東が白湯を客の数だけ持ち出す

腰掛、露地:亭主の迎えつけを待つ
亭主:座掃き、手桶を持ち出しつくばいの手水鉢の上水であたりを湿らせ、口や手を清め、手桶から水を補充し水屋へ
迎えつけ:黙礼

席入り:
正客:つくばいで手水を使い、手や口をすすぐ。次客もつづく
席 入りー正客:戸を開け、扇子を前に置き、様子を伺い、にじり入る。ぞうりを重ねてたてかける。
床の拝見
釜の拝見ー次客:にじり口を入り床前へ
末客の仕事:腰掛の片付け、手水を使い、にじり口を入ったら音をたてて戸を閉める。
主客のあいさつ:亭主の一礼で「どうぞお入りを」と会釈、扇子を前に一膝にじり出る。亭主にじり入り、戸を閉める。正客から招待の礼を述べる。末客まで挨拶がおわると、正客は「待合から腰掛、露地の心入れ、お床のお軸は?」
亭主:答えてから水屋に下がる

初炭を直す:亭主一礼し「炭を直させていただきます」香合拝見が終わると取り込み、一礼「勝手を見つくろいまして、粗飯をさしあげます」

懐石:
亭主:膳を運び出すー正客の前へ運ぶ。正客:一膝進み受取り、亭主:渡すと一膝下がり一礼。正客:膳を下に置くと膝退して、次客に「お先に」と会釈し控える。
亭主:運び終わり、「どうぞお召し上がり下さい」一同礼

箸 を取り、いただく:「いただきましょう」「お相伴を」挨拶を交わし、飯碗、汁椀の蓋を取り重ねておき箸を取り、汁を吸い、ご飯をいただく。

燗鍋、引き杯を持ち出し、一献:亭主持ち出し正客前にすわりすすめる。正客:次客に次礼をして、杯を預かり次客におくり、亭主から酒を受ける。お酒を一口飲んだら向付をいただく。

飯器をだし、汁かえをする:亭主「おつけいたしましょう」正客「どうかおまかせを」亭主「それではお汁のおかえを」

煮物碗を出す:亭主「どうかお召し上がりを」

焼き物を出す

2回目の飯器を出す:正客「おまかせを」亭主「お汁かえを」

相伴のあいさつ:亭主:おあずけ徳利という二献目を持ち出し「勝手でお相伴いたしますから、ご用がございましたらお手をおたたきください」正客「どうかご都合でお持ち出しを」亭主は辞して勝手口を閉めお相伴。
末客:飯器などを勝手口に返し杯台を正客の前に持っていく。連客:膳の上を整える。客一同食べ終わった頃に「勝手でお相伴いたしましたが、いっこうに不かげんで」客も挨拶

箸洗いを出す:亭主小吸い物を持ち出し、煮物碗を引く「どうぞお吸い上げを」一礼

八寸と燗鍋を持ち出す:亭主正客の正面に座り、一献さしあげ「小吸物碗の蓋を拝借します」八寸の海の物を入れてすすめる。
千鳥の杯:正客「一献さしあげとう存じますから、ご別杯のお持ち出しを」亭主「持ち合わせがありませんので、ぜひ拝借を」正客:杯を懐紙でふきすすめる。亭主:正客の杯を受けて次客からついでもらい飲む。正客:懐紙に八寸の海の物、山の物をのせて亭主にすすめる。次客「お流れちょうだいいたします」亭主は正客に「お杯をしばらく拝借いたします」
亭主:次客にさして、ます正客に山の物をすすめ、次いで次客に山の物をすすめ、次客の杯を受け、末客からついでもらって飲み、末客にさし、末客の返杯を受ける。「ながながとお杯拝借いたしまして」と正客に返し、亭主がつぎ、正客がさす杯をいま一度受ける。正客「じゅうぶんにちょうだいいたしましたから、どうぞご納杯を」

湯桶と香の物を出す:亭主持ち出し、持って出す、正客「どうぞおまかせを」亭主:さしだし、小吸物碗を引いて下がる。正客:湯桶のふたを次客にまわし、香の物を向付にとってまわし、湯を飯碗、汁椀にいれ、湯づけをし、きれいにする

後始末:客は湯づけをいただいたら、向付、汁椀、膳の上を懐紙で清め、汁椀は蓋をし、飯碗のふたはあおむけでかさね、杯も重ね、箸もふき、膳の右縁にかけておく。末客:湯桶などを返す。席に戻ったら、正客から「では」といっせいに箸を膳の中へ落とす
膳を引く:亭主茶道口を開け、主客総礼、器物をさげて、正客の前に座り、正客は一膝進み膳を亭主に渡し一膝下がり、亭主は膳を受け取り、一礼

菓子を出す:亭主正客の前に持ち出す

中立ちと後座:
客:床の軸、炉の様子をうかがってにじり口から退出し腰掛にいき小憩
亭主:客の仲立ちで、床の掛け物をはずし、席中を掃き清め、花入を床の中くぎにかけ、花を入れて、水指しをすえ、濃茶器を飾って、炉中の火相、湯相を見、香をたき、迎えつけの鐘を打つ

席入り
床の花を見、花入を見、道具畳に行き、道具を拝見し席につく

濃茶

後炭を直す

座ぶとん、タバコ盆
お干菓子
薄茶

送り礼:連客のあいさつが終わり、正客「どうぞお見送りご無用に」亭主勝手に退く。正客から床を拝見、炉を最後に拝見して露地に出る。末客の戸を閉める音で亭主はにじり口の戸を開け送り礼に出る。主客総礼で一同立ち去る。


1月(初春)
向 付 小だい皮つきの角造り、芽かんぞう、わさび、だいだい酢
汁   合わせみそ、一夜こおりどうふ、からし
煮 物 うずらたたきゆば包み、にんじん短冊切り、ゆず
焼き物 いせえび素揚げ、大根おろし
吸い物 ほんだわら、露しょうが
八 寸 ひがい登り焼き、かち栗甘煮

2月  暁の茶事
向 付 揚げとうふ、大根おろし、はじかみ
汁   三州みそ、卵の黄身
煮 物 ゆば、にんじんぜんまいの煮しめ、刻みゆず
焼き物 (省く)
吸い物 下もえよもぎ、梅肉仕立て
八 寸 かつおほいろ、ゆずびしお

節分の正午の茶事
向 付 さわら造り、酢じょうゆ、大根、わさび、わかめ
汁   合わせみそ、えびいも、大豆、からし
煮 物 若狭ぐじ(甘鯛)のみぞれ蒸し、はたけ菜、わさび、くずあん
焼き物 小だいほうろく焼き
吸い物 ほんだわら、露しょうが
八 寸 いわし辛煮、大葉ゆり根、梅肉

3月 上巳の節句の茶事
向 付 からす具、赤貝、はまぐり、ぼうふう、せんうど、しょうが酢
汁   合わせみそ、春菊、落としからし
煮 物 あぶらめ(あいなめ)、すっぽん煮、たんぽぽ、長ひじき、しょうが
焼き物 ゆばの山椒焼き
吸い物 結びわかめ、梅肉仕立て
八 寸 いいだこ、松露松葉ざし

4月 釣り釜で正午の茶事
向 付 たい糸造り、松葉、せんうど、わさび、加減しょうゆ
汁   合わせみそ、よもぎ、落としからし
煮 物 絹ごしとうふ、あなご薄醤油焼き、軸三つ葉、木の芽
焼き物 たけのこ、いいだこたき合わせ
吸い物 ぼうふう軸みじん
八 寸 たいきも塩焼き、わらびうま煮

5月 初風炉
向 付 すずき、芽じそ、わさび
汁   三州みそ、はちくたけのこの輪切り
煮 物 大原木ゆば、川えび、浜ぢしゃ、木の芽
焼き物 川なます塩焼き、木の芽酢
吸い物 岩なし、針しょうが
八 寸 おたふく青豆塩ゆで、ごりのあめ煮

6月 
向 付 ふな削り造り、花じそ、わさび、二杯酢
汁   合わせみそ、白玉、新じゅんさい、落としからし
煮 物 牡丹はも、きしめんうり、早まつたけ吉野仕立て、露しょうが
焼き物 若鮎塩焼き、たで酢
吸い物 青梅、水前寺のり
八 寸 あまご(川ますの幼魚)のかす漬け、てんもんどう甘煮

7月 朝茶
向 付 干しぐじ、干しかますなどの干物をあぶって蒸したものに、みりんと花がつおをかけたもの。生ぐささを嫌うなら、きゅうりもみ、はもの皮など
汁   三州みそ、じゅんさいのように軽いもの
煮 物 卵とうふ
吸い物 はすの実の薄切り
八 寸 半熟卵二つ切り、青とうがらしの焼き目

9月 月見の茶事
向 付 はぜ乱切り造り、きゅうりせん、穂じぞ、わさび
汁   田舎みそ、みょうが、すりごま
煮 物 とうふ、水菜(京菜)、まつたけ、ゆず
吸い物 枝豆、針しょうが
八 寸 車えび塩焼き、きぬかつぎ

10月 風炉の名残り
向 付 はも切り落とし、きゅうりせん、わさび、酢
汁   田舎みそ、焼きなす(割いて)
煮 物 ずいきいも、ささげくずあんかけ、露しょうが
焼き物 焼き干し鮎、焼きどうふ煮つけ
吸い物 かぼちゃの種、針しょうが
八 寸 さけいぶし、木ごしょう

11月 開炉の茶事
向 付 ぐじ糸造り、だいだい酢、芽かんぞう、わさび
汁   ふくさ(合わせ)みそ、ぎんなん、しゅんぎくこまごま
煮 物 まる(すっぽん)とうふ、芽ねぎ、しぼりしょうが
焼き物 小だいの一塩酒蒸し
吸い物 あずき、露しょうが
八 寸 きすみりん干し、しめじ松葉ざし

12月 夜咄の茶事
向 付 金子(干しなまこ)うま煮、もみかつお
汁   白みそ、山のいも焼き目、落としからし
煮 物 (特に温かいもの)かぶら蒸し(中身はうなぎ、ゆり根、えび、ぎんなん)
焼き物 さわらの幽庵焼き
吸い物 うなぎのきも、針しょうが
八 寸 つぐみくわ焼き、ちしゃのとうみそ漬け


知り合いが互いに往来して睦み合うという意味から、『睦月』と呼ぶ一月


梅のつぼみが彩りを添えています。
梅の別名は、「好文木」。
中国・唐の文化が栄えたころは、梅の香りは実に芳しいものだったけれど、唐が衰えると、梅の花も衰えてしまったというもの。文化人に好まれる梅の季節


「弥生」(やよい)というのは草木が芽を出して「いや生う」というのが転じたそう。別称に、『桜月』・『花月』・『桃月』などともいわれるけれど、これは、旧暦なら3月に花見ができるということで、新暦には実感を伴わないのでちょっと残念。
3/6は、啓蟄(けいちつ)。冬ごもりの虫たちも、地上に這い出して来たは
ずです。
3/21春分を迎えて、日中の時間が、12時間を過ぎ、すっかりポカポカ陽気になりま
した。


すっかりポカポカ陽気の卯月を迎えました。卯の花(ウツギ)が咲くという意味で、「卯花月」とも。
「花残月」(はななごりづき)との表現もあるけれど、4月8日お釈迦様の誕生日(=花祭り)も待たずして、桜の花びらはヒラヒラ舞い落ちてしまって・・・
着物の柄も、ツツジ、石楠花(しゃくなげ)、藤などがふさわしくなりました。

四月中旬を迎え、長襦袢もそろそろ単衣が重宝ですね。
楊柳素材で裏なしの単衣仕立ての長襦袢だと、さっぱりして、今日のように初夏の
日差しを感じさせる陽気には最適です。


『皐月』(さつき)は、『早苗月』『早月』とも書き、早苗を植える季節を意味します。
文字通り、百花咲き誇って、自然界が一年中で最も多彩な色に染まる季節。
5/6で「立夏」、どうりでこれより夏というわけなんですね。
洋服でも半袖やノースリーブが登場するように、着物も単衣仕立てで気楽になります。
単衣の着物は、ビギナーにおすすめなんですよ。浴衣に一番近い着物。

浴衣というのは、そもそも風呂上りに着用するものを指していました。
だから、昔は、時間帯が問題で、夕方からに限定される部屋着だったんですね。
季節は、全く関係ないんですよ。
地染めの浴衣(地が白地ですと、お風呂上り向けに見えるので注意!)で、かなり、ファッション性が高いと自信の持てる浴衣でしたら、むしろ「木綿の着物を着ている」と自負して5月の今からでもお召しください!
但し、着物っぽく着るには、半衿を覗かせるために長襦袢を着用してくださいね。
帯はできれば、太鼓結びが理想ですけれど、反幅帯でもOK。ただ、ヘコ帯は、真夏の夕方でないと難しいし、幼く見えてしまいがち。避けた方がいいように思います。
浴衣は、気楽な和の装いです。


陰暦6月1日は、氷の節句で、宮中では氷を召し上がったとか。庶民もこれに習って氷を象った菓子「水無月」を賞味して、夏越しの厄祓いをしたとのこと。
三角形の白〜い、ういろうの上に小豆を散らしたもので、見た目が涼やかな和菓子。

「つゆ」は梅の実がなるころにしとしと降る雨、という意味で
「梅雨」と書いて「梅雨」とも読みます。

きもの文様の源泉を訪ねて
日本のやきもの1200年
―奈良三彩から伊万里・鍋島、仁清・乾山―
奈良時代の三彩から、平安時代の緑釉陶器、猿投から各地へ展開した古代・中世の古窯の器、茶の湯の美意識が創出した桃山・江戸の茶陶、華麗な展開を見せる伊万里や鍋島の磁器、雅な仁清・乾山の京焼、そして木米や道八など江戸後期の名品まで、1200年にわたる日本陶磁の変遷に、日本の美と美意識を探ります。
三彩小壷(奈良時代)
灰釉牡丹文瓶瀬戸(鎌倉時代)
鼠志野柳文平鉢美濃(桃山時代)
織部南蛮人燭台美濃(桃山時代)
赤楽茶碗銘熟柿 本阿弥光悦作(江戸時代)
色絵牡丹蝶文捻大鉢伊万里古九谷様式(江戸時代)
色絵花鳥文八角大壷伊万里金襴手(江戸時代)
染付松樹文三脚皿鍋島(江戸時代)
色絵七宝繋文茶碗 野々村仁清作(江戸時代)
色絵染付金彩芒文蓋物 尾形乾山作(江戸時代)

ゆいさんから…
葉蓋、習ってたとこでは名水のお点前と一緒にしてたのですが、梨の木神社の染井の水を汲みに行くのはいつも私の役目で、その側に使う葉が茂っているのですが、それもいつも取ってました
梨の木神社の葉は、確か冷泉家が七夕に使う葉と同じ種類だそうで、それで七夕の時期になると、葉蓋は
それを使い、ついでに名水点もしてました。
名水は釣瓶水差に注連縄を張るのですが、これが
手桶水差・注連縄だと、冬の朝茶事になるそうです。→梶の葉かしら?
四滴茶器について
茶道サークルのよし坊さんから教えていただきました。
四滴茶器とは四種類の陶器の茶器で
平成10年12月号の淡交で土本宗丘先生がコラムとして投稿されているのを抜粋いたします。

油滴。水滴。手瓶。弦(蔓)付の四種の茶器の総称です。油滴は口だけで手がなく、水滴は口と手が付いています。手瓶は手だけ胴の上部に付いていて口は付いていません。弦つきは上に弦状の手が付いています。棗を濃茶にしようした後の薄茶器として、また替茶器として、茶事に、稽古に使われます。器物の基本的な扱い方や道理をしっかり稽古で学ぶべきです。四種が一箱に入り、象牙の蓋が一つ添えられている便利なものもあります。

簡単な扱い方を。
水滴は口と手があるもので、置付ける時は口を向こうに、手を前にします。蓋の拭き方は摘みの向こう、手前と帛紗を横にして『二』の字に拭きます。
油滴は口のみで手のないものをいい、口を向こうにして置付けます。蓋の拭き方は『二』の字に拭きます。
手瓶は手のみがあって口のないものをいい、手を前にして置付けます。蓋の拭き方は『二』の字に拭きます。
弦付は弦を横に置付けます。蓋の拭き方は弦前の蓋を『一』の字に拭いて半回しす、右のほうを縦に拭いて元に戻して置付けます。
四滴茶器の蓋は全て茶碗を膝の間に置きます。

よし坊さんありがとうございました。
茶器のことは先日のお稽古で先生から棚にかざるかざりなつめなどいろいろな茶器があるということは教えていただいたのですが、普段、なつめと茶入れという言い方ばかりしていて、いろいろあることを知った次第です。お茶はホントに奥が深い!お稽古することはつきませんね!



茶道